第406号:お時計のメンテナンス、後回しにしていませんか。

件名 :第406号:お時計のメンテナンス、後回しにしていませんか。

お客様、早いもので7月も中旬ですが、いかがお過ごしでしょうか。

よくある話でございますが「やらなきゃ」と思いつつも、後回しにしてしまうことがございます。
日々お仕事や家事でお疲れの中、せっかくの休日くらい休みたいと思われるのは自然なこと。
「また今度にしよう」と、ご自身を甘やかしてあげる時間も、きっと必要なことだと考えます。
そんなふうに、パソコンのデータ整理を後回しにし続けた結果、容量不足になった修理工房の近藤です。
今夜のお便りを差し上げます。

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■本日は、お時計の「オーバーホール」についてお話いたします。
ありがたいことに、7月に入ってから私ども修理工房には、多くのご相談をお寄せいただいております。
誠にありがとうございます。
お時計に目立った不調がないと、「まだ大丈夫だろう」とお考えになるのはごもっともです。
冒頭で述べておりますように、わたく近藤もそう考えてしまう時が沢山あります。
しかし、機械式のお時計の内部では、常に金属の歯車が噛み合い、少しずつ油が乾き、
見えない摩耗が進み、知らずのうちにダメージを蓄積する恐れがございます。
「巻き上げていても、遅れやすくなった」「腕から外したら、すぐに止まる」といった症状が出た時には、
すでに内部の部品が傷んでしまっていることもしばしばです。
そのまま無理に動かし続けますと、多くの部品交換が必要になることで、高額な修理費用がかかるほか、
最悪の場合、修理ができなくなってしまうこともあります。
そうなる前に、4年から5年に一度の定期的なオーバーホールを行うことが、大切なお時計を長持ちさせる、
一番の秘訣と考えております。
「最近メンテナンスをしていないな」、「そういえばと、時刻遅れ気味だな」と、お心当たりのある場合は、
ぜひこの機会に、リフレッシュをご検討ください。そのとき、私どもでない職人さんを頼られても大丈夫です。
以上でございます。
最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。

【近藤のひとこと】
最近、お客様から「オーバーホールの時期が分からない」という、ご相談をいただくことが多くございます。
目安といたしましては、お時計をご購入されてから、あるいは前回のメンテナンスから、
「4年以上」経過している場合です。
もし「いつメンテナンスをしたか覚えていない」という場合は、内部の油が劣化している可能性があります。
これまで通り、検査や、修理のお見積もりは無料で承っておりますので、
ご不安なことがございましたら、どうぞお気軽に、私どもへご相談くださいませ。

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いつも腕元で時を刻むお時計も、時には休ませてあげる必要があるように、
お客様のお身体も、意識して休ませてあげることがとても大切でございます。
やらなければならないことは、明日以降の自分に少しだけお任せして、
今週末だけは、ご自身を労ってあげてください。
4年に一度、ではなく4週間に一度くらいの頻度が良いかもしれません。

時計修理工房 近藤

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