第136号:ご存知でないと損をする腕時計のメンテナンス

件名 :第136号:ご存知でないと損をする腕時計のメンテナンス
こんばんは、時計修理工房の近藤でございます。
いつもメールマガジンに目を通してくださり、誠にありがとうございます。
今夜のお便りを差し上げます。

お客様、2月の中旬より重ねてご案内致しておりました、オーバーホールをお任せ下さったお時計に、
ご提案をさせていただく、簡易研磨仕上げ無理サービスは、本日を持ちまして終了いたしました。
沢山のご検討、ご依頼をくださり、誠にありがとうございました。

不定期ゆえ、タイミングやお時計の状態により、ご期待に添えない結果となることも考えられますが、
今回に限らず、より添えるようなサービスを提供いたしますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

本日は、ご存知でないと損をするかもしれない腕時計のメンテナンスのタイミングについてお話し致します。

あの有名なロレックスやオメガが、推奨する「メンテナンスのスパン」はどのくらいかご存知ですか?
実は、3年〜4年に一度のオーバーホール(機械の分解清掃)メンテナンスの実施を推奨されています。

お聞きになっていかがでしょうか、「意外と早いスパンだな」と思われませんでしたでしたか。
私は初めて伺ったときに、機械式のお時計は頻繁にメンテナンスをしなければいけないのだなと驚きました。

部品点数が多い精密な機械が、休みことなく動き続けていることは申し上げるまでもございません。
しかし、機械が円滑に動作していくには、潤滑を促す機械油の粘度などの状態や量が重要になります。

この重要な機械油は、お時計を「作動させる」、「させない」に限らず、経年的な劣化を起こしたり、
減少したり、あるいは偏ったりします。

この状態が見受けらるようになるまでの期間が、おおよそ3年〜4年となることが多いためメーカーでは、
上記のようなメンテナンスのスパンを推奨なさっていると解釈しています。

ご使用頻度や環境、状況によりましては、4年経過しても、メンテナンスが必要では無い場合がございます。
それを確かめるには、実際にお時計を開封して、内部の状態を確認するしか方法がございません。

しかし、メンテナンスの必要性を決めるのは、技術者の正確な検査と判断、お客様のご申告でございます。

例えば、お客様からは、2年前にご購入なさって、少しだけ遅れが出る事がある、メンテナンス履歴は無し、
とお教えいただいている。

このような場合は機械油の状態を確認して、問題が無いようでしたらご購入より2年しか経過しておらず、
メンテナンスの時期では無いと判断しますので、遅れを少し進みに調整する、精度調整をご提案します。
※(精度調整の料金はモデルにもよりますが、おおよそ10,000円前後/納期は2週間前後でございます。)

【どのくらい前に購入して】、【いつメンテナンスを実施して】、【今はどのような症状が出ている】か、
この情報の有無で、技術者が出す見解が大きく異なる場合があります。

冒頭でお話ししました、ご存知でないと損をするかもしれないメンテナンスのタイミングの結論としましては、

-ご購入からどのくらい経過しているか。
-最後のメンテナンスはいつか。
-今どのような状態か。
-オーバーホールを希望しているか。
-状態によっては、部分的な最低限の修理をご希望か。

上記を、明確に時計修理業者の方に伝えるかでございます。
なんと言っても複数の精密な部品で構成される機械でございますので、頻繁にメンテナンスを行われた方が、
快適にご使用いただけますし、部品の摩耗、錆びのリスクも小さくなりますので、最終的な寿命は伸びます。

しかし、なにか不具合があれは、すぐにオーバーホールが必要という判断は間違いかもしれません。
私が先程お話ししましたポイントをお伝えすればご理解いただける修理業者さんがほとんどと存じます。

今ご愛用のお時計の異変を感じ取れるのは、おそらくお客様ご自身のみであろうかと存じます。
違和感や不具合を感じたら、弊社で無くても結構ですので、症状が悪化するまえに検査をご依頼ください。

最後に、私は4年に一度のメンテナンスを推奨しています。
状態の確認及びメンテナンスのお見積もりは無料で行っていますので、ただ内部状況が知りたい、
というご要望にもお答え致します。
お気軽にご相談いただけますと幸いです。

本日のメルマガは普段に増して長くなりましたが、最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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お客様、4月は早くも中旬となりまして、気温は23度を超える地域もございます。
カラッとした空気が大変清々しいですが、紫外線が強く屋外でお過ごしになられる場合は注意が必要です。
引き続きご自愛くださいますよう、お願い致します。

時計修理工房 近藤

この記事を書いた人