第198号:腕時計の夏対策。

件名 :第198号 :腕時計の夏対策。
こんばんは、時計修理工房の近藤でございます。
いつもメールマガジンに目を通してくださり、誠にありがとうございます。
今夜のお便りを差し上げます。

お客様、全国的に例年に比べ、早い梅雨明けとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
これより夏本番となるかと存じますが、すでに気温は35度を超える地域もあり、誠に厳しい暑さです。
突然の気温上昇にお身体の調子が付いていかず、倦怠感などが発生している場合は、栄養補給をいただき、
十分に睡眠をお取りいただきたくお願い申し上げます。
今後、熱中症や、脱水症状などの危険性も高まるかと存じますので、こまめに水分補給をいただきながら、
引き続き、夏の暑さ対策をお願いいたします。

さて本日は、腕時計の夏対策についてお話をさせていただきます。
夏は多少なりとも、汗をかかれますので、お客様によりましては革ベルトからメタルブレスレットへの変更、
または、ラバーベルトへの変更をなさる方もいらっしゃるかと存じます。
純正のブレスレットは比較的高額なので、夏の間だけは社外製のブレスレットをご活用いただく方も多く、
快適にご使用いただけるのでありましたら、大いに賛成いたします。
ステンレス素材は、汗の成分で表面が微妙に溶けることにより、アレルギー反応を招く場合もございます。
そのため、チタン製のブレスレットをご活用いただいているお客様もいらっしゃいます。
メタルブレスレットが汗で皮膚にまとわりついて気分が悪いという方には、バックル部分のアシャスターで、
少し伸ばし余裕を持たせることで汗の乾きを早くしたり、ベタつき感を抑える取り組みをお勧めいたします。
※アジャスターが無いタイプの場合は、半コマと呼ばれる小さいコマや、1コマ足しが良いかと存じます。
革ベルトのお時計をご愛用で、素材の変更はしたくないとお考えの方は、比較的防水性が高いベルトへ、
変更いただきますと、夏場をより快適にお過ごしいただけるかと存じます。

弊社は、ヒルシュ社(ベルトメーカー名)の代理店でもございますので、100m、300m耐水のベルトを、
ご紹介できます。(変更をお考えの場合は、是非お声がけください。)
革ベルトは、天然素材でございますので、汗が染みて、乾いてを頻繁に繰り返しますと、傷みが進行します。
そのため、連日のご使用を避けていただくなど、革を休ませますと比較的痛みを抑えられます。
また、Dバックルなどをご使用いただきましたり、少し緩く装着することで、より快適にご使用いただけます。
お時計の本体につきましては、汗や、水分、湿気などの影響により、ケース、裏蓋の接合面が錆びてしまいます。
そのため、ご使用後は拭き上げていただくなど、十分な乾燥をお願いいたします。

防水性が備わったお時計でございましても、長らくご愛用いただきますと、経年的な劣化により素材が歪んだり、
パッキン類の気密性が低下し、防水性が徐々に失われていきます。
改善にはパッキン類の交換はもちろん、必要に応じて裏蓋、ケース、ガラス、リューズ、プッシュボタンなどの、
外装部品の交換が必要になります。
万が一、汗がお時計本体に侵入してしまいますと、真水よりも比較的、錆びやすい傾向がございますので、
オーバーホールなどの修理が必要になります。

調子が良くても、定期的にメンテナンスをしていただき、汗の侵入をはじめ、その他の予防をお勧めいたします。
お時計をお楽しみいただけるのは、お身体あってのことでございますので、まずは冒頭で申し上げました通り、
ご自身の夏対策を万全にしていただいた上で、お時計へのご配慮をお願いいたします。
以上でございます。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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お客様、7月は最も紫外線が多い季節でございますので、日焼け止めで肌、サングラスで目の保護を、
お勧めいたします。
紫外線は多く浴びることにより、免疫機能の低下が起こる場合もございますので、
お気をつけいただきながら、引き続きご自愛くださいますようお願いいたします。

時計修理工房 近藤

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