第208号:部品の保有期間。

件名 :第208号 :部品の保有期間。
こんばんは、時計修理工房の近藤でございます。
いつもメールマガジンに目を通してくださり、誠にありがとうございます。
今夜のお便りを差し上げます。

お客様、リピートなさっている商品が生産終了となり、お困りになられたご経験はございますでしょうか。
消耗品や食料品、あるいはお洋服やお履き物など、製造されている全ての物に共通することかと存じます。
時には売れ筋の商品とならず、製造中止を余儀なくされましたり、改良などのアップデートをするために、
旧モデルを廃盤として、新モデルへ切り替えるなどの動きはよく見受けられます。
また、製造するための機械や、原料などもこうしたアップデートをされていきますので、状況がその時々で、
変わることは致し方ないことでございますが、気に入って使用なさっていたお品が無くなってしまう状況は、
非常に残念なことと存じます。

廃盤、新タイプへの切り替わる時期はお品のカテゴリーにもよりますが、おおよそサイクルが決まっており、
予想がつく場合もございます。
無くなっては困るお品であれば、そのサイクルを事前に把握していただき、買い替えや、次にご購入なさる、
お品の選定をお勧めいたします。

さて本日は、お時計の部品保有期間についてお話しをいたします。
冒頭でお話ししました通り、腕時計や、懐中時計でもいずれは製造が終了し、廃盤となるかと存じます。
その後は製造時に残っている部品を在庫として保管しながら、アフターサービスの対応などをなさいます。
この部品の保有期間は、各メーカーの意向により決められていることが多く、セイコーですと7年前後、
グランドセイコーですと10年前後、ブライトリング、タグホイヤーは10年前後、ロレックスは25年前後、
バシュロンコンスタンタンや、パテックフィリップなどは半永久的に作り続けると宣言なさっています。
この数字は、それぞれのご意見があろうかと存じますが「意外に短い」と思われることが大半でございます。
私は国内メーカーにもう少し長く保有してほしいと思いました。

一生物と表現されることが多い、高級腕時計であるロレックスでも製造終了から25年でございますと、
廃盤間際のお時計をご購入なさった場合、その後25年前後でメーカー修理受付が不能となる場合があり、
その後は、弊社のような一般の修理業者でしか、修理や、メンテナンスを実施できなくなります。
もちろんモデルによりましては、それ以上受付が可能なお時計もございますが、長くても35年前後です。
※メーカー直営の正規店にご連絡をして、型番や製造番号などをお伝えいただきますと、
現在でも修理やメンテナンスを承れるお時計か確認いただくことが可能でございます。
ここ最近は、メーカーの修理受付期間が徐々に短くなり、メンテナンス料金は値上げ傾向にございます。
3年前はメーカーで修理が受けられたけれど、現在は終了していて、受けることができなかったなどの、
お知らせをいただきながら、修理のご用命をくださることも少なくありません。
弊社は、メーカーにて修理受付が不可能となったお時計につきましても進んでお力になりますので、
お困りの際は、是非ご用命くださいますようお願い申し上げます。
以上でございます。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

冒頭で申し上げました通り、アップデートされ新しいモデルとなり供給されるお時計もございます。
デザインが一新され寂しい部分もございますが、性能が向上しているなどのメリットもあると存じます。
新モデルに買い替えをご検討いただくことも、1つの選択肢ということを付け加えさせていただきます。

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※現在4.5の評価をいただいております。
誠にありがとうございます。

お客様、9月になり次第に気温が下がってまいりましたが、寒暖差でお身体の調子を崩されてはいらっしゃいませんか。
雨の日は気圧の変化により倦怠感に見舞われる場合もございますので、ご無理はなさらずご自愛ください。

時計修理工房 近藤

この記事を書いた人