第282号:預けられた時計は。

件名 :第282号 :預けられた時計は。
お客様、さいきん誰かに持ち物を貸されることはございませんでしたか。
ご家族や、親しいご友人との間では、1度や2度はあるかと存じます。

お貸しする場合、お品への思い入れや、価値があるものでしたら、その判断は慎重である必要がございます。
お品への思い入れや、価値があるものは、慎重にお考えになるかと存じます。

貸すときは、差し上げるつもりで手渡す、時計修理工房の近藤でございます。

いつも弊社のメールマガジンをお受け取りくださり、誠にありがとうございます。

本日は、時計の業界で騒ぎとなった「時計のシェアリングサービス」についてお話します。

これは、お客様より預かった腕時計を、別のお客様へ貸し出し、料金の一部を預けた方に還元する、
という触れ込みでしたが、運営されていた会社が先月末に倒産し、大変なご状況とのことです。

多くのお客様の腕時計が未だ返却されていないと聞いて、まいにちお時計を愛されるお客様に仕える
わたくし近藤は、胸を痛めております。

検索しても「貸されたお客様」ばかりで、「お借りのお客様」が見当たりません。
このバランスがないと成立しないビジネスモデルであることは、ご想像の通りと存じます。

発表では6ヶ月間を目処に、腕時計の返却、賠償金のお支払いをなさるようですが、
お問い合わせの窓口に繋がらないというお声もございます。事態が落ち着くことを切に願います。

社内でも話題にしたところ、「お時計がどこかに消えてしまうことは怖いですが、よく考えると
弊社は"預けられていないお時計を、預けたと主張されるトラブル"に見舞われたこともなく、
創業から12年続けてこれたことは、奇跡に近く、お客様に恵まれている」という声がありました。

実際、記録にないお客様から「私の時計、預かっていませんか?」と尋ねられることもありますが、
すべて"似たような屋号の修理店"さんのお客様で、つど、胸を撫で下ろしております。

私たちは、よいお客様に支えられております。本当にありがとうございます。

付け加えますと、私たちは月に400のお時計をお預かりしており、その多くは郵送です。

過去に1件だけ、外注先での修理中、盗難のトラブルに巻き込まれたことがございますが、
お預かりさせていただいたお時計以上のお品でもって、お客様にご満足をいただきました。

後日、そのお時計は無事に見つかり、もちろんお客様のお手元にお返却をさせていただきました。
(賠償のお品はそのままご使用いただいております)

弊社におきましても、お客様の大切なお時計を、お預かりさせていただくお仕事でございます。

冒頭の件で、より一層、お取り扱いに関する注意や、修理中や、輸送中のトラブルに対応する方法を、
強化したい考えでございます。

繰り返しになりますが、いつもご愛顧くださり、誠にありがとうございます。

以上でございます。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

腕時計の修理及び定期メンテナンスは、いつでも承りますので、お困りの症状や破損がございましたら、
お気軽にご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。

▼弊社の無料郵送パックの申し込みは、以下のURLより承ります。
https://www.w-repair.jp/inquiry/

▼過去のメールマガジンはこちらでご覧いただけます。
https://watch-repair.net/

お客様、大切なお品をお貸しされているときは、お気持ちにも負担がかかるかと存じますので、
その点も考慮した上で、有無のご判断をお願いいたします。
お身体はもちろんのこと、心も健康でいていただきたいと存じます。

時計修理工房 近藤

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