第333号:花粉の季節。

件名 :第333号 :花粉の季節。
お客様、唐突で恐れ入りますが、花粉に悩まされたことはございますでしょうか。


スギ花粉は2月中旬、ヒノキ花粉は3月より本格的に飛散することから、
鼻水や喉の痛み、あるいは頭痛などの症状が現れる場合がございます。


風邪の症状に似ていることから、内服する薬の種類を間違えてしまうこともあるようですので、
もしお気持ちに余裕がございましたら、お医者様にご相談ください。


毎年、もっと早く病院に行けばよかったと後悔する、時計修理工房の近藤でございます。
いつもメールマガジンをご覧くださり、誠にありがとうございます。


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■本日は、ホコリや粉塵が、腕時計に与える影響についてお話しをいたします。
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お時計は、ときどき機械の分解掃除(オーバーホール)が必要なのは、ご存知かと思います。
この際、機械油の劣化はもちろん、内部にホコリや粉塵が混入している場合もございます。


「粉塵」は、歯車などの部品が摩耗したことにより発生したものと、リューズやプッシュボタン、
アンティークのお時計の場合、ガラスや裏蓋の隙間などから混入したものが混在しており、
ひどい時には、固着のような状態も見受けられます。


「ホコリ」は、お洋服などから発生する細かい繊維が、リューズやプッシュボタンの隙間などに、
入り込むことで、動きが悪くなりましたり、固着する原因となります。


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改善にはケースと該当の部品を洗浄する必要がございますが、内部機械が搭載されている状態では、
湿気や水分が混入する危険性がございますので、分解して区別しながら作業する必要がございます。


基本的には、ケースより機械や、リューズ、プッシュボタンを取り外し、部品単体で洗浄、
研磨などを行い、状態を改善いたします。


部品の状態によりましては、防水性に関わるため、劣化が見受けられる場合は交換をご提案いたします。


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内部の機械(ムーブメント)のホコリや粉塵を除去する場合は、オーバーホールが必要でございます。


メーカーでは、3年から4年に一度の間隔で実施を推奨されていますので、
弊社でも同じスパンで、実施をお勧めしております。


厳密にはご使用環境や、頻度により、メンテナンスが必要となるまでの期間は異なりますが、
内部の機械油はご使用なさらなくても、経年により劣化したり、変質することがございます。


お時計が完全に動かなくなってしまう前には、メンテナンスをご検討いただきたく存じます。
※ご使用の中で、遅れ方向の誤差が発生しましたら、一度点検をお考えください。


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花粉や黄砂などが、ベルトの内側や、隙間に入り込むことで徐々に蓄積されることで、
痒みなどの、アレルギー症状を引き起こすこともございます。


季節の変わり目などには、蒸したタオルなどで拭き上げていただき、
クリーニングをなさいますと、より快適にご愛用いただけると存じます。


ご自身で行われる場合は、リューズがしっかりとケース側に密着していることを確認した上で、
湿気や水分がお時計に混入しないように注意していただきたく存じます。


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ケースやブレスレットの洗浄のみでも、承ることが可能でございますので、お困りの場合は、
お気軽にお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。


ケース、ブレスレットの洗浄は、5,000円から、8,000円前後でご案内しております。
納期に関しては、分解を要することから、平均1週間から2週間ほどいただいております。




以上でございます。
最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。




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【近藤のひとこと】
お客様、木の芽時(このめどき)という言葉を耳にされたことはございますか。
私は最近まで、きのめどきと読んでおり、少し恥ずかしい思いをいたしましたが、どちらも正解のようです。


この木の芽時は、立春から春分の日頃までの期間を指し、気候が暖かくなり草木が芽吹き始める時期です。


気温の変化が大きく体調を崩しやすい時期として知られており、
自律神経の変調やホルモンのバランスが乱れに、注意する必要がございます。


もしもこの期間にお身体の調子や、メンタルに揺らぎがございましたら、
木の芽時のお話も思い出していただければ幸いです。ただし無理はなさいませんように。


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お客様、気温が暖かくなり始めるまで、もう少しの辛抱でございます。
よい日々を過ごされますように、スタッフ一同、お祈りしております。


時計修理工房 近藤

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