| 件名 : | 第348号:1日に、30分。 |
お客様、ふだんお身体の運動を楽しまれることはございますか? わたくし近藤は、大人になって、役割や仕事が増えてから、運動の機会が減っていることに気付きました。 いわゆる健康志向によって「運動しなければ」と思っても、何からすればいいのか分からないのも事実です。 しかし、運動は必ずしも激しいものである必要ない、ということを知りました。 いわゆる「適度な運動」のめやすを知りたくて、きのう仕事のあとに調べ物をしてみました。 厚生労働省からは「週に150分程度の中強度の運動」が推奨されており「1日あたり30分」が目安だそうです。 (このくらいなら、わたくし近藤にも続けられる気がしています。) 運動は「する、しない」の2択ではなく「どれだけ心地よく、苦労せず続けられるか」、 お客様が気負わず、楽しみながら続けていらっしゃることがあれば、ぜひお伺いしてみたいと存じます。 もとから身体が硬く、肩こりもあって、今月から運動とストレッチを始めた、修理工房の近藤です。 いつもメールマガジンをお受け取りくださり、誠にありがとうございます。 = ■本日は、お時計の適度な運動についてお話しをいたします。 お時計も人間と同じように、適度な運動(動作)が必要でございます。 止めたままですと、機械油が固着したり、流れたりすることで、動作不良の原因となる場合があります。 機械式のお時計の場合は、止めたままよりは、定期的に動かしていただいた方が調子が良い傾向にあり、 1つの目安としては、「3週間以内に1度は使用すること」でございます。 そうすることで、油の偏りや変質、固着などを防ぐことができ、コンディションを保つことができます。 頻繁にご使用なさらない場合は、腕に装着をしなくても良いですので、ゼンマイを巻き上げていただき、 卓上など、保管なさっている場所で動かしていただきますよう、お願い申し上げます。 電池式のお時計は、上記のような目安はございませんが、動作が停止しますと電池から液漏れを起こし、 回路などの内部部品を錆びさせる恐れがございますので、停止後は、すぐに交換することをおすすめします。 自動巻きのお時計の動作を停止しないようにする、ワインディングマシン(巻き上げ機)もございますが、 こちらは、過度な運動をさせる場合があり、内部部品が偏摩耗を起こす事例が多いため注意が必要です。 ワインディングマシンは便利な道具でございますが、部品の摩耗や、機械油の変質が早まる傾向があり、 結果としてオーバーホールが必要になるまでの期間が早まる恐れがございます。 弊社では巻き上げの検査をする際にこの機械を使用しますが、それ以外では使用を控えております。 (こちらも人間と同じように過度な運動はかえって、身体を痛める恐れがあるということです。) しばらく操作を停止させていたお時計は、内部の機械油が乾いて減少していたり、劣化していることがあり、 そのまま再使用しますと、部品の潤滑不良により、部品の摩耗が促進されてしまいます。 そのため、再使用の前には、点検及び必要に応じたメンテナンスをおすすめいたします。 弊社では点検や、メンテナンスのお見積もりに関しては無料で承りますので、お気軽にお問い合わせください。 以上でございます。 最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。 【近藤からのお知らせ】 弊社はオーバーホールや、ムーブメント交換などの分解修理の実施後は、1年間の動作保証がございます。 修理後に動作の誤差や停止、機能の不良が発生した場合は、改めてお預かりさせていただき、 早急に再修理及び、再調整の対応をいたします。 これまで、保証期間を過ぎるまで、とくべつお知らせをしておりませんでしたが、 今後は「もうすぐ保証期間が終わりますが、お困りではいらっしゃいませんか?」とお声がけできるよう、 データベースの改修と、スタッフの仕事を見直しております。 私たち修理工房はお客様の大切なお時計を、より長く、快適にご愛用いただきたいと考えております。 ▼弊社の無料郵送パックの申し込みは、以下のURLより承ります。 ▼過去のメールマガジンはこちらでご覧いただけます。 ▼弊社の口コミ、評価をお願いしております。 星の評価は、平均【星4つ】以上を目指し、日々努力しております。 お済みでない場合は、是非評価の程お願い申し上げます。 お客様、「1日に30分」というのは、決して専念なさる必要はございません。 ひとつ前の駅から歩く、というのも、ご自宅のリビングなどで取り組まれることも、 立派な運動かと存じます。そして継続は力なり、最初は成果がなくても大丈夫です。 陰ながら、応援させていただきます。 時計修理工房 近藤