こんばんは、時計修理工房の近藤でございます。
今夜のお便りを差し上げます。
お客様、近頃、手に持たれている物を落とされた、あるいは落としそうになられませんでしたか。
私生活の中では、物を手にする機会は申し上げるまでもなく多くございます為、時には手を滑らせる事も…
耐久性などが優れる物でしたら心配は無用ですが、破損の恐れがある物については、お気をつけください。
さて本日は、お時計のピンについてお話し致します。
お客様、ご愛用のお時計のベルトのピンにつきましては、摩耗、固着、破損など、問題はございませんか。
ベルトはお時計を腕に固定する重要な役割を担っております為、不具合は見逃せません。
金属ベルトのお時計をご愛用の場合は、コマとコマを繋ぐピン、またケースとベルトを繋ぐバネ棒があり、
革ベルトのお時計をご愛用の場合は、ケースとベルトを繋ぐバネ棒、尾錠を固定するバネ棒があります。
どちらも金属製のピンでございますが、コマが可動する摩擦で摩耗したり、湿気により錆の発生などで、
摩耗、腐食などの経年劣化、強度不良を起こす事で破損してしまう事も少なくありません。
お時計のベルトのピンが破損致しますと、お時計の落下に直結する為、一度点検をいただきたく損じます。
点検方法は、ベルトのコマをつまみ何度か可動して頂き、ピンが飛び出してこないか確認する事が1つ、
また、ベルトとケースのつなぎ目を引っ張って頂き、ケースとベルトの間に隙間が無いか確認をすること、
最後に、コマを正面に見て左右方向に引っ張って頂き、外れないか確認をして頂く事でございます。
革ベルトのお時計につきましては、ケースとベルトの接続部分などのバネ棒が腐食していないかの確認や、
尾錠(金具)部分のバネ棒がガタつきを起こしていないか、確認をしていただければと存じます。
1つでも当てはまる場合は、今後症状の悪化の恐れがございます為、早期の修理を強くお勧め致します。
分解できない固定コマなどの破損により構造上修理が不可能な場合もございます為、要検査となりますが、
修理をご希望の場合は、最大限ご期待に添えるように致します為、是非お任せいただきたく存じます。
※バネ棒の交換やピンの交換などはお近くの時計店様や町の時計修理店などで交換できる場合もあります。
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今週は全国的に雷雨や豪雨の地域が多く、非常に心配をしております。
自然災害の規模は予報を上回る事もございます為、お身体の安全を一番に考えて頂きたく存じます。
週末は再度気温が上昇するようでございます。
水分補給を欠かさず、ご自愛の程お願い致します。
時計修理工房 近藤