第95号:まわる歯車。(腕時計の部品は100を超えます)

件名 :第95号:まわる歯車。
こんばんは、時計修理工房の近藤でございます。
今夜のお便りを差し上げます。


お客様、唐突で恐れ入りますが日々の生活の中で、習慣になさっている事はございますでしょうか。


毎日すると決めていても、そのモチベーションはいつまで維持できるかはわかりません。
お忙しい日や、特に疲労が溜まっている日などは、やり気がなくなるのはよくあることでございます…
考える余地が残されていると、迷いが生まれ、行おうとしている事を達成する可能性を下げてしまいます。


そのような時は、行動に移す為の【最初の一歩】を用意していただきますと、長続きすると存じます。
例えば、【運動を習慣になさるであれば、シューズを予め玄関に出しておき、取り掛かりやすくする。】
【読書をなさるのであれば、枕元に読みかけのページにしおりを挟んで保管しておく。】などを考えます。


生活リズムの中にルーティーンとして落とし込む事も効果的と存じますので、これから習慣にすること、
あるいは、挫折してしまった事がある場合は、少しの工夫を加え、挑戦を続けていただきたく存じます。


さて本日は、毎日同じ動作を続ける、お時計の歯車の動きをご紹介致します。


機械式のお時計は、100を超える部品が使われており、非常に精密な事は申し上げるまでもありません。
その中でも一番重要な役割をしている部分は、巻き上げたゼンマイから、針を動かし、動作するまでの、
機構と存じます。


この部分の部品は大きく分けて5つで構成されており、名称につきましては以下の通りです。
【香箱車】【2番車】【3番車】【4番車】【ガンギ車】




【香箱車】はゼンマイが巻かれて収納されている部品であり、動力の源でございます。
リューズや自動巻きで巻き上げた力はこの歯車より伝達され、お時計は動作するようになります。


【2番車】は、1時間に1回転する歯車で、一般的なお時計ではこの歯車の軸に分針が取り付けられます。


【3番車】は、2番車が1時間に1回転、4番車が1分間に1回転する為この中間で歯数比を調整します。


【4番車】は、上記のように1分間に1回転のする歯車で、この歯車の軸に秒針が取り付けられます。


【ガンギ車】は脱進機と呼ばれる、実際に時を刻む精度をつかさどるテンプ、アンクルと呼ばれる部品に、
動力を伝える役割をしています。


最初の一歩である、巻き上げからの香箱車の動作がございませんと、分針や秒針も動作致しません…


ほとんどの部品に機械油が塗布されていて、油切れや、湿気によるサビなどで腐食してしまいますと、
動きが悪くなり、遅れや一時的な動作の停止などの原因となり得ます。


以上でございます。




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最近は湿度が高く、少々過ごしにくい日々が続いていると存じます…
多湿の環境は、体内の水分の循環が悪くなり、体調を崩しやすくなりますので、
お身体の調子が優れない場合は、ご自愛の程お願い致します。




時計修理工房 近藤



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