第389号:お時計の経年変化。

件名 :第389号:お時計の経年変化。

お客様、長く使われて、そういえば色が変わっているな…と思われるお品はございますか?

分かりやすいものでいうと革製品でしょうか、色合いが深くなるとまた魅力がありますし、
調理器具や工具など、手に馴染んで自然になっていかれるものもあると存じます。
経年変化とは必ずしも劣化ではなく、時間を共にしてきた証でもあるように感じます。
腕時計の変化もまた、人の在り方と通じるように思う、修理工房の近藤でございます。
本日もメールマガジンをお受け取りくださり、誠にありがとうございます。

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■本日は、お時計の経年変化について、お話しをいたします。

お客様は、お使いのお時計に変化を感じられることはございますでしょうか。
お時計は、日常的に身につける精密機器でありながら、年月とともに少しずつ状態が変化いたします。
外装については、ケースやベルトが汗や皮脂、紫外線の影響などを受け、細かい傷や変色が見られます。
内部については、機械式時計では、グリスの特性や、歯車の形状が僅かに変化することにより、
動作そのものに影響が生じることは、お客様もご存じのとおりでございます。

また外装に話を戻しますが、ケースと呼ばれるところには使用上どうしても発生するきずや曇りがあって、
この風合いもまた良いものです。時計はご自身とともに「育つ」ものとお考えくださいませ。
しかし、この変化は決して否定するものではございません。
ご愛用されているお時計には、新品にはない風合いや、お客様との時間が刻まれている味わいがあります。
適切にメンテナンスを行いながら、長くご使用いただくことで、
お時計はより深い、魅力をもつ存在と変わっていくのではないでしょうか。

弊社はケースの研磨仕上げや、ベルトの交換だけではなく、内部機械の修理や、オーバーホールなども、
承っておりますので、必要の場合は、お気軽にご相談くださいますようお願い申し上げます。
お使いのお時計で気になる点がございましたら、お気軽にお知らせください。
以上でございます。
最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。

【近藤のひとこと】
長く使っているものほど、変わってしまうことに、少し寂しさや抵抗感を感じることがあります。
しかし、その変化があるからこそ、それまでの時間が確かにそこにあったのだと実感できるのかもしれません。
わたくし近藤は、趣味で15年落ちの車を所有しておりますが、これだけの年数を経たからこその
価値を見出しております。壊れたりして手がかかることすら愛しく思えたりする次第です。
新しいものも美しく素敵ですが、使い続けたものの味わいやストーリーも魅力的でございます。

▼国内新品のお時計を2割引で販売する取り組み。
これまで19件のお問い合わせをいただき、
随時在庫の確認と、ご提案をさせていただいております。誠にありがとうございます。

もし現在、ご購入を検討なさっているお時計があれば、以下のフォームからお知らせいただけますと幸いです。
正式な型番をご存知でなくても、このブランドの、こういう色、形のもの、というご要望にも応じます。

これまでお納めさせていただいたお時計は以下の通りでございます。
・IWC [ IWC358312 ] http://bit.ly/4apw6Qp( Google 検索 )
・パネライ [ PAM01087 ] https://bit.ly/4rhphGw( Google 検索 )
・SEIKO [ SDKV007 ] https://bit.ly/4kxm3fv ( Google 検索 )

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物事には本来、意味などなく、そこに人それぞれ価値を見出しているのだという話を聞きました。
お時計だけでなく、人付き合いなどでも、時の経過によって見出される価値がございます。
いっぽうで、負担に気づかず続けてしまっていることも多く、自覚しづらいものです。
ときどき立ち止まり、振り返り、必要に応じて改めること。
私たち修理工房が、その契機になれることがあったら、嬉しく思います。

時計修理工房 近藤

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