第238号:時計の異変

件名 :第238号 :時計の異変
時計修理工房の近藤でございます。

いつもメールマガジンに目を通してくださり、誠にありがとうございます。
今夜のお便りを差し上げます。

お客様、これまで早い段階で異変に気づかれて、大事に至らなかったご経験はございませんか?
製品、あるいはお身体などにも申し上げられるかと存じますが、不調となる前兆がある場合もございます。
異変に気づき、対策、対応をなさることで、修正をして、悪化を防ぐなど、皆様ご経験があるかと存じます。
これには、スピードが肝心でございまして、初動が早ければ早いほど、大事に至りにくいかと存じます。
今後、異変に気づかれた際は、解決までの時間も意識していただけますと、より良くなるかと考えます。
さて本日は、お時計の異変につきまして、お話をさせていただきます。

腕時計に発生する異変のほとんどは、【動作の停止、遅れ方向の誤差、進み方向の誤差】でございます。
突然止まってしまう場合もございますが、多くは、徐々に遅れが発生するなど、前兆があるかと存じます。
その他、【カレンダーの切り替わる時間がズレている】症状や、【夜外して、朝には停止している】、
【異音が発生している】なども、異変に該当するかと存じます。
腕時計は基本的に、内部に機械油が塗布されており、歯車の回転や、部品の作動をスムーズに行うことで、
正確に機能するような機構になっています。
そのため、機械油が経年的な劣化を起こしたり変質することで、動作を妨げ、上記の不調が発生いたします。
改善には、精度の調整を行う他、機械を分解して完全に整備するオーバーホールなどでが必要でございます。
オーバーホールは、メーカーにもより異なりますが、4年前後に1度のスパンで行うことが推奨されており、
弊社も同じようにお薦めをしております。

電池で動作する腕時計につきましては、機械油が減少しますと、動きに負荷がかかり、消費電流が高くなり、
電池の消耗が早くなる症状が発生いたします。
その他には、機械式のお時計同様、遅れ、進み方向の誤差が発生したり、10度以下の環境で停止するなどの、
低温異常が現れる場合もございます。
こちらの改善には、オーバーホールや、場合によりましては回路と呼ぶ部品の交換が必要になるかと存じます。
無料でお見積もりを承っておりますので、お困りの際は一度検査をさせていただけますと幸いでございます。

以上でございます。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。

経年的な不具合ではなく、落下、衝撃などによる不調は、家財保険や、携行品保険が使用できる場合があり、
年間で約50名のお客様が活用なさっておりますので、事故の際にはご活用ください。
保険用の見積もりを作成することも可能でございますので、ご希望の際は事前にお申し付けくださいませ。

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お客様、4月に入り、徐々に外気が暖かく感じるようになりますが、昼夜の寒暖差は大きく、
夜は寒さを感じる日もございますので、お出かけの際は暖かくしていただき、ご自愛ください。

時計修理工房 近藤

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