第271号:寒暖差アレルギー

件名 :第271号 :寒暖差アレルギー
お客様、風邪をお召しでもないのに、鼻がムズムズしたり、くしゃみが出ることはございませんか。

昼間や夜間、または室内と屋外で寒暖差が大きくなる季節となりましたがいかがお過ごしでしょう。

7度以上の差が生じた場合、寒暖差アレルギーが発症することがあるようで、その症状は鼻詰まりや、鼻水、
連続して発生するくしゃみが挙げられます。

症状が、風邪やアレルギー性鼻炎と似ている上に、点鼻薬などの抗アレルギー薬で緩和されるため、
寒暖差が原因とは気付かれない場合もあるようです。

お薬を使われる際は、慎重になさって、掛かりつけのお医者様や、薬剤師様などにご相談をお願いいたします。

ご挨拶が遅れました、修理工房の近藤でございます。
いつも弊社のメールマガジンをお受け取りくださり、誠にありがとうございます。

本日は、腕時計の寒暖差で発生する症状についてお話しを致します。

この時期はかならず、まいとしご案内いたしますので、過去の内容などと重複する部分もございますが、
何卒、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

人と同じように、腕時計も寒暖差で調子を崩すことがあり、主な症状は表面のガラスの曇りや、進み方向、
遅れ方向の誤差(精度不良)が挙げられます。

お時計の中には機械油が塗布されており、この油に僅かに水分が含まれていたり、時刻を整える操作の際に、
空気や湿気などが、ケース内部に混入する場合がございます。

これらの水分が、室内と外気の急激な温度差により、曇りの症状を発生させてしまう可能性がございます。

この症状は発生から、数時間から、最大24時間前後で、改善することがほとんどでございますが、
それ以上経過しても収まらない場合は、許容範囲を超えた湿気がお時計に混入しているかもしれません。

しばらく経過しても改善しない場合は、お近くの時計修理店もしくは弊社にご相談ください。

またお時計が10度以下になるような環境で使用なさいますと、機械式の腕時計に関しては、精度をつかさどる、
ヒゲゼンマイと呼ぶ部品の長さが微妙に変わることで、動作が進む場合がございます。

クォーツのお時計は、機械油の粘度が変わることで、回路の動きに影響を及ぼし、一時的な動作の停止や、
遅れ方向の誤差が発生する場合もございますので、冬本番にはご注意いただく必要がございます。

保管場所に関しては、なるべく温度が保たれる暖かいお部屋などに移していただいても良いかと存じます。

以上でございます。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

寒暖差アレルギーを防ぐには、お身体に感じる温度差をできるだけ小さくすることが大切でございます。
外出時などは、羽織れるお洋服や、マスク、マフラーなどを身につけていただくなど、工夫をお願いします。

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お身体の冷えだけでなく、お気持ちの冷えにも、どうかご用心ください。
私たちは時計の仕事を通じて、お客様のお気持ちを結露しない程度に温めたいと存じます。

時計修理工房 近藤

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