お客様、近頃、予定の時間よりも早く目的地に到着なさいませんでしたか?
余裕を持って行動することは、誠に良いことでございますが、まれに時間を余らせられて、
手持ち無沙汰になられることもあろうかと存じます。
その予定を早めることができれば良いですが、そうでないときは、音楽や読書などで、
「いつかやろう」としていたものを持って置かれると良いかもしれません。
あと、このメールマガジンは5分ほどで読めて、おすすめです。
いつもメールマガジンをご覧くださり、誠にありがとうございます。
前もって購入したクリスマスプレゼントは待ちきれずに早めに渡す、慌てん坊のサンタクロース、
時計修理工房の近藤でございます。彼女さんはもう慣れて、驚かれなくなりました。
さて本日は、慌てん坊のサンタクロースに因んで、日付の切り替わるタイミングについてお話をいたします。
腕時計には、日付の表示機能があるお時計と、そうでないモデルがございますが、どちらがお好みでしょう。
いわゆるカレンダーでございますが、搭載されているムーブメントの仕様により切り替わり方の演出が異なります。
代表的なのは、ロレックスのデイトジャストで、その名の通り、午前0時、ちょうどに気持ちよく切り替わります。
こちらは、ロレックスが開発した機能の1つで、今ではよく見かけますが、当時は画期的な発明でした。
そのほかは、日付を跨ぐにつれて徐々に切り替わり、午前3時頃には完全に変更されるモデルが一般的です。
機械油の影響や、個体差、部品の摩耗、劣化状態などにより1分から2分の誤差は許容内でございますが、
技術者は可能な限りジャスト、およびスムーズに切り替わるように調整しながら、組み上げを実施しております。
ときにカレンダーがスムーズに切り替わらず、引っかかることで半分だけ送られた状態になりましたり、
切り替わる時間が数時間単位でズレてしまうこともございます。
この症状は、先ほど申し上げましたお時計のコンディションにより発生することもございますが、
カレンダーの操作禁止時刻(午後8時から翌朝4時頃まで)に、日付を早送りしますと起こる場合もございます。
※日付が変わる午前0時前後では、自動で切り替えるために歯車や送るためのレバー、爪などが作動しており、
その段階で手動で回しますと負荷がかかり、タイミングがズレたり、最悪の場合、破損してしまいます。
そのため、まずは針を回していただき、日付が変わってから6時間進めて、禁止時間から外れたことを確認し、
早送りしていただきますと故障のリスクは無くせるかと存じます。
お時計に搭載される機械、機構は様々でございますので、合った方法で操作をお願いいたします。
ご不明な点がお有りの場合は、私たちがお答えすることも可能ですので、お気軽にご相談ください。
その際の費用は、頂戴しません。お客様からの信頼がいただけたらもう十分です。
以上でございます。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
12月31日の大晦日は、普段夜更かしをなさらない方でも、日付が変わる(年越し)の瞬間をお祝いし、
大切なご家族やご友人とお過ごしになるのでは無いでしょうか。
この年越し、お客様はどのようにカレンダーを捲られますか。
私たちがお役に立てましたら、ぜひお手伝いさせてください。来年も、その次の年も。
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今年も残り僅か、焦る気持ちもございますが、こういう時こそ、平常心です。
時計と同じでございます。1秒を丁寧にすれば、時間も日付も、精度が出て参ります。
時計修理工房 近藤