お客様、近頃、夜更かしをなさいませんでしたか。
夜更かしは、「夜遅くまで起きていること」でございますが、具体的には午前1時以降が該当します。
お仕事が長引くことで、プライベートのご予定を遅らせたり、テレビ番組や、録画をご覧になられたり、
ご家族やご友人とお食事や、ご趣味を楽しまれたりと、事柄はさまざまかと存じます。
しっかりと睡眠をお取りいただける状況であれば良いですが、体調に影響が出るほどの夜更かしには、
くれぐれもご注意くださいますよう、お願い申し上げます。
また、夜にお仕事をなさっている場合は、お昼の時間帯に充分に休息してくださいませ。
趣味に夢中になっていますと、つい夜更かしをしてしまう、時計修理工房の近藤でございます。
いつもメールマガジンをお受け取りくださり、誠にありがとうございます。
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■本日は、腕時計の午前1時についてお話しをいたします。
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腕時計は、電池の残量がある場合や、ゼンマイがの巻き上げ量(パワーリザーブ)が充分な場合は、
腕から外された後の深夜でも動作いたします。
また、カレンダー機能が備わっているお時計に関しては、日付を跨ぐ付近で切り替えを行うために、
歯車やレバー、爪などが動作しています。
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一般的には、カレンダーの日付や曜日は、徐々に変わり初め午前1時頃に完全に変更されますが、
ロレックスのデイトジャストなど、日付が12時ピッタリに、パチっと一瞬で変更される機能が、
搭載されているモデルもございます。
しかし、上記のどちらも午後9時前後から、カレンダーを切り替えるための準備に入り、日付を送り、
その後、深夜3時くらいまで歯車や、レバー、爪などが、内部で動いていることがございます。
この時間帯を、「カレンダーの操作禁止時刻」と呼び、日付や曜日の早送りをしてはなりません。
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カレンダーの操作禁止時刻にカレンダー早送りしようとしますと、日付が引っかかるような感触があります。
それでもリューズや、プッシュボタンを押して回転させますと、部品が破損して切り替わらない、
または、変更される時間がズレるなどの不具合が発生いたします。
部品の破損に関しては、日送り車(歯車)、送りレバーなどの交換が必要となることでしょう。
また、切り替わりの時間ズレに関しては、オーバーホールを伴う部品の組み直しなどにより、
改善する必要がございます。
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ゼンマイの巻き上げ量が不十分の場合は、夜中などに動作が停止していることもあろうかと存じます。
その際は、翌朝にカレンダーや、時刻を設定していただくと想定いたしますが、今回ご紹介をしている、
操作禁止時刻は、現実の時間ではなく、あくまでお時計の中で表示されている時刻でございます。
そのため、変更の際は、お時計が表示している時間をお確かめいただいてから操作していただくことを、
おすすめしております。
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また、深夜1時ごろまで夜更かしをなさることがございましたら、ご愛用のお時計のカレンダーが、
しっかりと切り替わっているか、しばらく眺めていただいても良いかと存じます。
不調がございましたら、お早めに修理や、メンテナンスをご検討くださいますようお願いいたします。
以上でございます。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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【近藤の一言】
カレンダーの操作禁止時刻か、そうではないかを確認する方法は、針をしばらく回していただき、
日付が変更されるのを確かめます。
その時間が夜の12時でございますので、そこから針を、6時間から12時間進めていただきますと、
カレンダーの操作禁時刻からは一番遠い、午前からお昼の時間帯となります。
そのあたりで、日付を早送りしていただきますと、安全に変更できると存じます。
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日付が変わっても眠れない日は、焦らずにまずはリラックスしていただき、照明を落として、暖かい飲み物を飲み、
お身体を温めていただきますと、眠りにつきやすくなります。
お客様には、いつまでも健康でいていただきたく存じます。
時計修理工房 近藤