| 件名 : | 第321号 :愛着のある腕時計を長く使うための秘訣。 |
お客様、近ごろ探されていた長袖のお洋服は、見つかりましたでしょうか。
気温は徐々に低くなり、早朝や夜間は肌寒いと感じることがございますので、衣替えをしますが、
仕舞い込んでいるお洋服を見つけるのに、お時間を要する場合がございます。
急に必要になりますといけませんので、防寒具のご用意や確認は、お早めにお願い致します。
また、ダウンジャケット、コート、手袋、マフラーなどは、クリーニング店にメンテナンスを、
ご依頼いただいても良いのではないかと存じます。
先週、衣替えをした際に、夏服の一部をクリーニングに出した、時計修理工房の近藤でございます。
いつもメールマガジンをお受け取りくださり、誠にありがとうございます。
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■本日は、冬を迎えるお時計のメンテナンスについて、お話しいたします。
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冬は暖かい室内から、寒い野外に出る時の気温差で、お時計が一時的に結露する可能性があるほか、
お洋服の摩擦で発生する静電気、空気の乾燥など、お時計にはすこし厳しい環境と申せます。
また、お仕事とプライベート、春夏、秋冬など、使い分けをなさっている場合は、比較的冬の方が、
ご使用なさる機会、頻度が少なくなるのではないかと存じます。
そのため、この季節にお時計のメンテナンスをお勧めしております。
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お時計の結露に関しては、空気中に存在する微量の水分などが、温度変化によりガラスの内側に、
付着することで、白く曇りますが、12時間以内に改善する場合は、特段問題ではございません。
しかし、24時間を経過しても改善しない場合や、すぐに改善するが、頻繁に発生する状況では、
お時計の内部に、許容を超える湿気が滞留していることが考えられますので、修理が必要です。
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静電気に関しては、電池式や、ソーラー電波などの、電子回路が使用されているお時計の場合、
注意が必要でございますが、知らずのうちに発生しますので、なかなか対策ができません。
例えば、服を着脱する際や、摩擦で静電気を帯びる可能性がある場面では腕時計を着用しない、
などの対策はできると存じます。
もちろん、静電気などで故障する事例もございますが、極めて稀なケースでございますので、
それほどお気になさらなくても、良いのではないかと考えます。
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乾燥に関しては、気密性(防水性)が保たれているお時計は、特段問題ないかと存じます。
しかし、アンティークやオールドタイプのお時計、また元より防水性が無いモデルに関しては、
潤滑油が乾きやすくなる場合がございますので、保管場所にはご注意いただきたく存じます。
セキュリティのこともございますので、寝室や、クローゼットの中で乾燥しない場所など、
他人の目が届かない、比較的落ち着いた場所を見つけていただきたく、お願い申し上げます。
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これからの季節は、新年に向けてメンテナンスをご依頼いただいたり、
冷たいので金属から、革のベルトへの交換をご相談いただく機会が増加いたします。
お時計をリフレッシュして、気持ちよく新たな年を迎えていただきたく存じます。
腕時計のことなら、どのようなことでもお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。
以上でございます。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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【近藤の一言】
冒頭で申し上げましたお洋服のクリーニングは、午前10時頃に依頼したのですが、夕方5時には、
完了して引き取ることができ、驚きながら、ありがたい気持ちになりました。
弊社では、腕時計の洗浄(クリーニング)のみでも承ることが可能でございまして、料金については、
おおよそ5,000円から、7,000円前後でご案内させていただきます。(納期は2週間前後いただきます)
オーバーホールまでは行わなくても、お時計をリフレッシュできるメニューはございますので、
外装の洗浄、電池交換、パッキン交換、防水検査など、是非この機会にご検討ください。
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▼弊社の無料郵送パックの申し込みは、以下のURLより承ります。
https://www.w-repair.jp/inquiry/
▼過去のメールマガジンはこちらでご覧いただけます。
https://watch-repair.net/
お客様のお気持ちが曇ることがあったとして、もし12時間経っても戻らない場合は、
とくべつなお手入れが必要です。曇りっぱなしの心に慣れることのないよう、お願いいたします。
時計修理工房 近藤