| 件名 : | 第357号:出発前の確認。 |
お客様、玄関のドアを閉めて、お出かけになってから、 あとで「あ、もしかして…」と心配になられたことはございませんか? 「あれ、持ってきたかな」「鍵、ちゃんと閉めたっけ」「忘れ物してないよね」そんな思いが頭をよぎり、 バッグの中をもう一度確認したり、立ち止まってスマートフォンを見返したり。 たとえチェックリストを用意していても、心のどこかで「抜け」があるような気がしてしまうもので、 とくに大切な予定や、初めての場所へ向かうときほど不安は膨らみます。 お出かけの前は、心配になり準備した持ち物を何度も確認してしまう、修理工房の近藤です。 いつもメールマガジンをお受け取りくださり、誠にありがとうございます。 = ■本日は、お出かけや、旅行の前にチェックしたい、腕時計のトラブル予防についてお話しいたします。 夏休みや、連休シーズンは、旅行など、いつもと違う経験をなさることが多いかと存じます。 実は、旅行中に腕時計のトラブルを経験なさるお客様が多くいらっしゃいます。 「出先で時計が止まった」「水に入ったら中が曇っている」「帰ってきたら時刻が狂っていた」など、 残念な事態を避けるために、出発前にチェックしておきたいポイントをまとめました。 【1】電池残量の確認。 クォーツ時計ならまず確認したいのが、電池の残量でございます。 こちらは、旅行中に動作が停止する原因で一番多く、現在2秒おき、4秒おきに秒針が動く、 最後の電池交換から、2年以上経過しているという場合は、事前の電池交換をおすすめいたします。 【2】防水性能は過信しない。 防水と書いてありましても、パッキンが劣化している、リューズが閉まりきっていない、 日常生活防水しかないなどの理由により、水や湿気が侵入することがございます。 特に海やプール、温泉などに入る予定がある場合は、事前にパッキン交換と防水検査など、 お時計の状態を確かめ、性能を保たれることをおすすめいたします。 【3】機械式時計は、しっかりと巻き上げて出発を。 手巻きのお時計や、自動巻きのお時計をご使用の場合は、お出かけの前に巻き上げをお願いいたします。 また、機械式は温度差や衝撃に弱いので、飛行機、山、海といった環境変化が激しい場所では、 お取り扱いにご注意をしていただきますようお願い申し上げます。 【4】ベルトの劣化。 意外と見落としがちなのが、ベルトの状態で、特に革ベルトに関しては汗や水分に弱く、劣化することで、 突然ちぎれてしまうこともございます。 夏にはラバーやウレタン製のベルトや、金属ベルトへのお取り替えもおすすめしております。 【5】持ち運びにもご注意を。 移動中にバックの中で、時計が他の荷物を擦れて傷つくことがございます。 クッション入りの専用ケースや、柔らかい布などで包むなどして保護していただきますと良いでしょう。 弊社は旅行前の点検も承ります。 特に内部状態や、防水性の確認に関しては重要で、長くご愛用いただくために定期点検をご検討ください。 最近では、「海外への長期出張へ行く前に、点検やメンテナンス、外装の研磨仕上げをしたい」、 などのご相談をいただくことも多くございます。 オーバーホールは、お見積もりに2週間前後、メンテナンス作業に5週間前後と、長らくお時間をいただきます。 そのため、少し余裕を持ったスケジュールでご相談をいただけますと幸いです。 以上でございます。 最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。 【近藤のひとこと】 なくても平気な方もいらっしゃるかと存じますが、 スマートフォンや、携帯電話の充電の残量は、何パーセントくらいから不安になりますか。 わたくし近藤は、30パーセントを下回ったら、少し不安になり、充電したいという衝動に駆られます。 最近では、バッテリーの性能も高くなり、小さいのに大容量や、急速充電により時間を短縮したり、 機器の消費電力を小さくすることで、長持ちするように改良されたりと、総合的に便利になっております。 また、このような電子機器を必需品とすることで、充電が無くなることに対してストレスを感じたりもします。 その中で、機械式の腕時計は、ゼンマイを巻き上げて動かしたり、自動巻きの機能で動力源を持続させたりと、 現代となっては、少し不便なものにカテゴリーされる時もございます。 しかし、電池を搭載していないので、残量に対する不安はなく、自分の動きがお時計のエネルギーになり、 まるで一緒に生きているような感覚に対する価値がありますので、私は素晴らしいお品と思っております。 ▼弊社の無料郵送パックの申し込みは、以下のURLより承ります。 ▼過去のメールマガジンはこちらでご覧いただけます。 ▼弊社の口コミ、評価をお願いしております。 星の評価は、平均【星4つ】以上を目指し、日々努力しております。 お済みでない場合は、是非評価の程お願い申し上げます。 お客様、後悔する時はいつも過去と比べたときです。 「やっておけばよかった」、あるいは「やらなければよかった」、両方ございますが、 その痛みをあらかじめ想像するのは難しいものですね。もし時計が壊れても私たちが直せますが、 ご自身のお気持ち、お身体は逆回しできませんから、後悔と同じくらいの熱量で、明日をお過ごしください。 時計修理工房 近藤