| 件名 : | 第387号:蓋を開けてみたら。 |
お客様、やってみたら意外と簡単だったことはございませんか? 新しいことに取り掛かったり、準備する段階では、さまざまな展開を想定しますので、 実際の進み方とは異なるところが多くあるかと存じます。 思われていたよりもスムーズに進行することもあれば、躓くこともございますね。 わたくし近藤の尊敬する経営者さんから、物事は小さい違和感のうちに調整する方が 結果的にダメージも小さいし、支払うことになるコストも小さいと教わりました。 軌道修正なら心理的な負担も少ないかもしれない、と納得した次第です。 現在、祖父から受け継いだ農地を宅地に転用するため、一年以上かけて、 とある市の農務課と事前協議をしている、修理工房の近藤でございます。 いつもメールマガジンをお受け取りくださり、誠にありがとうございます。 = ■本日は、開封してから分かる、部品の状態についてお話いたします。 弊社は、お時計の修理やメンテナンスをお任せいただく前に、必ずお見積もりをご案内いたします。 お問い合わせの段階で「この時計のオーバーホールはいくら?」とご質問いただくことも多くございます。 なるべくご期待にお応えしたいと思いますが、過去の修理事例を参考にした平均的な料金帯はお伝えできますが、 修理やオーバーホールにかかる確かな金額をご案内することはできないのが現状です。 腕時計の修理やメンテナンスは、裏蓋を開けてみないと、本当のことがわからないものでして、 外装が綺麗でも内部が乾いていたり、逆に停止していても、状態が良い…ということもございます。 同じモデルでも、ご使用環境やご使用頻度、保管環境などにより状態は変化いたします。 そのため、弊社ではお時計を1本1本開封した上で検査し、お見積もりをご案内するようにしております。 先日お預かりしました、名古屋市のI様のオメガ、スピードマスターの例をご紹介させてください。 事前のお見積もりでは、ストップウォッチ機能を動作させる歯車の交換が必要と想定しておりましたが、 オーバーホールに取り掛かり、分解してみると、部品はまだ十分に使用可能な状態でございました。 その代わり、お見積もりでは検査できないムーブメントの深い部分の歯車に摩耗が見つかりました。 結果としては、当初の内容とは変わり、修理料金が少しお安くなりました。 本当に交換が必要な部品であれば、状態をご説明の上、交換をご提案いたします。 しかし、必要のないものは、交換をおすすめしません。 私たちは、修理を増やすことではなく、お時計を長く安心してご使用いただくことを大切にしております。 そのため、弊社は一律の料金表を使用せずに、ひとつづつ検査をしてご案内しています。 平均的な目安はご案内できますが、正式なお見積もりは検査後にご案内させていただきたく存じます。 見えない部分でございますので、誠実に対応させていただきます。 弊社は、お見積もりを無料で実施しております。 現在、不調が見受けられる場合は、お気軽にご相談ください。 以上でございます。 最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。 【近藤のひとこと】 小さい違和感のうちに、小さく調整する。 最近、改めて大切にしたいと感じていることでございます。 お時計の修理でも、わずかな機械油の劣化や、部品の摩耗の段階でメンテナンスをすれば、 大掛かりな修理には至らず済むことがほとんどでございます。 その分、お時計へのダメージも、コストも最小限で抑えることができます。 ▼国内新品のお時計を2割引で販売する取り組み。 これまで17件のお問い合わせをいただき、 随時在庫の確認と、ご提案をさせていただいております。誠にありがとうございます。 もし現在、ご購入を検討なさっているお時計があれば、以下のフォームからお知らせいただけますと幸いです。 正式な型番をご存知でなくても、このブランドの、こういう色、形のもの、というご要望にも応じます。 これまでお納めさせていただいたお時計は以下の通りでございます。 ・IWC [ IWC358312 ] http://bit.ly/4apw6Qp( Google 検索 ) ・パネライ [ PAM01087 ] https://bit.ly/4rhphGw( Google 検索 ) ・SEIKO [ SDKV007 ] https://bit.ly/4kxm3fv ( Google 検索 ) ▼弊社の無料郵送パックの申し込みは、以下のURLより承ります。 ▼過去のメールマガジンはこちらでご覧いただけます。 歳をとりますと勘がよくなる、という話を伺ったことがあります。 それは長年のご経験から、過去に見聞きなさった物事との「差」に気付かれ、 関連性を見出す能力が高まるから、かもしれません。 見なくても分かることが増えると同時に、 ちゃんと見て知ることもまた、お客様の利になることでしょう。 お時計は私たちが担いますので、お身体やお気持ちの変化は、 ご自身で開けてお確かめくださいますようお願いいたします。 時計修理工房 近藤
