第48号:バックルの緩み。(バックルの変形や歪みの話)

件名 :第48号:バックルの緩み。
こんばんは、時計修理工房の近藤でございます。
今夜のお便りを差し上げます。


お客様、最近お時計のバックルの留まりが緩いと思われませんでしたか。
問題がないのでありましたら結構でございます。引き続きご愛用くださいませ。


もしも留まりが緩く、力を加えると外れてしまう場合は、
お時計の落下に繋がる症状の為、修理をご検討ください。


バックルは、時計のベルトの脱着を容易に行うための部品でございます。
※【中留(ナカドメ)】【クラスプ】と呼ばれる場合もございます。


金属でございますので、強度は十分と存じますが、
経年的な金属疲労や、開閉時の負荷にて素材が【摩耗】、【変形】する事で、
徐々に留まりが緩くなり、やがて完全に留まらなくなってしまいます…


酷く摩耗している場合は、改善できかねる場合もございますが、
変形により留まりが緩くなっている場合などは、元の形状に修正する事で修理が行えます。


その他、バックルの爪がしっかり引っかかるようにする為に、
圧力をかけているバネが折れたり、摩耗することにより留まりが緩くなる事もございます。
そのような場合もバックル内部のバネ交換で修理が行えます。


費用と致しましては、修正であれば数千円、
バネ交換でございましても、1万円未満で行える事がほとんどでございます。


現在、症状が現れている場合は是非ご検討ください。


ベルトのピンの摩耗や、バックルの緩みによりお時計が落下してしまい、
ガラスの破損や動作不良、リューズ、プッシュボタンの破損に繋がる場合がございます。


※バックルの修理は平均して毎月28件ほど修理を承っております。
どのお時計にも起こり得る症状でございます。


そのような事を防ぐ為にも異変に気付かれましたら、早めの修理をお願い致します。
すでにお困りでございましたら、是非お知らせください。


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お客様、梅雨が明ける頃でございます。
梅雨明けを致しますと気温はさらに高くなり、30度を超える日が続きます。
早めの水分補給など熱中症対策を行って頂き、今年の夏も難なく乗り越えて頂きたく存じます。


体調がすぐれない場合はご無理をなさらず、ご自愛の程お願い申し上げます。


時計修理工房 近藤

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