| 件名 : | 第186号 :月齢と月相 |
こんばんは、時計修理工房の近藤でございます。 いつもメールマガジンに目を通してくださり、誠にありがとうございます。 今夜のお便りを差し上げます。 お客様、近頃、空に浮かぶ月を眺められませんでしたか? 月は地球の衛星である天体で、満ち欠けを繰り返しながら、比較的柔らかい光を放ちます。 大きさは地球の約6分の1ほどで、私どもの元から約38万キロ離れたところにあります。 月には【新月】【半月】【三日月】【満月】など、月相により様々な名称がございます。 こちらは、太陽光が地球に届くときに、月がどの位置にあるかで反射して光る面積が異なり、 見え方が変わることから、上記の名称が生まれています。 また、月は一定の引力(引き寄せる力)を持ち合わせており、月の方向に向かって海面が、 引き寄せられることから、海の満潮、干潮が発生いたします。 太陽につきましても、この引力を持っており、太陽による満潮と、月による満潮が重なる時、 大潮(海面の満ち引きが最大になること)が発生いたします。 釣りや、潮干狩りに出かけられる際は、この満潮や、干潮を見計らいながら取り組む手段もあり、 月の位置はとても重要でございます。 さて本日は、ムーンフェイズについてお話しをさせていただきます。 お時計の中に備わった機構のひとつで、【ムーンフェイズ】という機能をご存知でしょうか。 冒頭で申し上げました、月の満ち欠けを文字盤上に表現する機構のことを申します。 時計に採用された歴史は古く、1790年代にブレゲの懐中時計で現在と同じ仕組みのムーンフェイズが、 製作されたことが記録に残っています。 【ムーンフェイズ】は【月齢】と思われていることが多いですが、実は【月相】を意味しております。 【月相】は月齢によって、月の表面の輝く部分が変化する様子で、簡潔に申し上げますと、 現在【月がどのような形をしているのか】、満月や下弦の月、上弦の月などを表します。 新月を朔(さく)、満月を望(ぼう)ともいい、1朔望月で月の満ち欠けが一巡します。 ※正確な月の周期は、29日12時間44分2.8秒となります。 ムーンフェイズ機構の基本的なシステムは、新月から、次の新月までを29.5日で表されています。 月が描かれたムーンフェイズのディスクには、2つの月が描かれており、59日かけて一巡します。 一般的には、左側から月が上がり、中心に来ると満月になり、その後右側から隠れていきます。 月が全く表示されなくなりましたら、新月となります。 一般的なムーンフェイズの場合は、1年間で約9時間の誤差が生まれます。 その為、2年7ヶ月20日毎に1日(約24時間)のズレが発生しますので、その都度、修正が必要です。 修正の方法は、モデルにより異なりますが、ケースの側面にあるプッシュボタンを押すタイプか、 リューズを回して調整するタイプがほんとんどでございます。 月齢や、月相につきましては、【月齢カレンダー2022年】などで検索をいただけましたら、 専門サイトに、月のイラスト付きで出てまいります。 そちらをご覧いただきながら、月の表示具合を、調整していただけましたら良いかと存じます。 ちなみに2022年4月は、1日が新月で、本日8日は月齢6.9日目でございますので半月です。 17日に月齢15.9日目の【満月】となり、5月1日にまた新月が訪れます。 もしも、調整方法がご不明の場合は、弊社で合わせることも可能でございますので、 お気軽にご相談くださいますよう、お願い申し上げます。 以上でございます。 最後までご覧くださり、ありがとうございました。 ※簡易研磨仕上げ無料サービスは、4月30日まで受付をしています。 以前ご使用なさっていて、現在は保管されているお時計や、ご友人やご家族のお時計にも適応できます。 是非この機会に、修理、メンテナンスをご検討くださいますよう、お願い申し上げます。 【簡易研磨仕上げ(無料サービス)の詳細】 ▼弊社の無料郵送パックの申し込みは、以下URLより承ります。 ▼過去のメールマガジンはこちらでご覧いただけます。 ▼弊社の口コミ、評価をお願いしております。 星の評価は、平均【星4つ】以上を目指し、日々努力しております。 お済みでない場合は、是非評価の程お願い申し上げます。 お客様、花吹雪の舞う今日このごろ、お元気でお過ごしでしょうか お身体の調子を崩されませんよう、引き続きご自愛ください。 時計修理工房 近藤
