第205号:前後3時間。

件名 :第205号 :前後3時間。
こんばんは、時計修理工房の近藤でございます。
いつもメールマガジンに目を通してくださり、誠にありがとうございます。
今夜のお便りを差し上げます。

お客様、電子機器などのお取り扱いを誤り、破損なさったご経験はございませんか。
通帳やクレジットカード、モニターなどにうっかり磁石を近づけますと、不調となる場合がございます。
また、電源を入れっぱなしで、しばらく放置してしまったり、メンテナンスを怠るなどさまざまな、
要因により、不調となる機器があろうかと存じますが、いかがでしょうか。
私は近頃、スマートフォンの過充電によりバッテリーが不調を起こしてしまい、交換を行いました。
バッテリーの経年的な寿命により、充電量が徐々に少なくなり、頻繁に補充を行う必要があるなどの、
状況が過充電をしてしまう原因になり得ます。
一つ間違えば、大きな事故に繋がる場合もございますので、取り扱いが難しいものに触れられる場合は、
お客様もお気をつけくださいますよう、お願い申し上げます。

さて本日は、お時計のカレンダーの早送りの禁止時刻についてお話しをいたします。
アンティーク、オールドタイプ、特殊な機械が搭載されたモデルに関してはカレンダーの早送り機能が、
備わっていない場合もございますが、リューズの操作や、プッシュボタンの操作で、連続して日付を、
送ることが可能なお時計がほとんどでございます。
時針(短針)、分針(長針)、秒針、カレンダーが備わったお時計の場合、リューズを一段階引いて、
時計回り、もしくは反時計回りに回していただけますと、一日ずつ早送りが可能でございます。
プッシュボタンで送るタイプのお時計につきましては、押す度に日付が切り替わるかと存じます。
しかし、機械の構造によりましては、日付が変わる前後3時間以内に早送りの操作を行いますと、
部品が破損してしまう可能性がございますので、ご注意いただく必要がございます。
なぜかと申しますと、カレンダーは1日の終わりである24時付近で切り替わるように造られており、
自然に切り替わるタイミングにつきましては、歯車や部品が日付を送るために作動しております。
その状況で、手動にて強制的に早送りをしてしまいますと、部品を傷めてしまう可能性がございます。
過去に確認した不具合につきましては、歯車の破損、レバー等の部品の変形による、カレンダーの不動、
位置関係の変化により送る時間帯が変わってしまい、朝の5時頃に切り替わるなどがございます。
このような事態を招かないためには、カレンダーの操作禁止時刻である、夜の12時より前後3時間は、
早送りを行わないことでございます。

そのためには、操作を行う時に、お時計の時間がお昼か、夜かを確かめていただく必要がございます。
どなたでも禁止時刻で操作を行なってしまう可能性がございますので、操作の際はご注意ください。
冒頭で申し上げました磁石による電子機器への被害につきましては、お時計も同様でございまして、
近づけますと、部品の一部が磁気を帯びてしまい、動作の遅れ、進みが発生する場合がございます。
こちらも、お気をつけくださいますよう、お願いいたします。
また、時計の昼夜が分からなければ、ご相談ください。
以上でございます。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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誠にありがとうございます。

お客様、疲労を溜めていらっしゃいませんか。
回復には、バランスの取れたお食事による栄養補給、十分な睡眠をお取りくださいませ。
ご無理はなさいませんよう、ご自愛くださいますようお願いいたします。

時計修理工房 近藤

この記事を書いた人