第221号:腕時計の連続使用。

件名 :第221号 :腕時計の連続使用。
こんばんは、時計修理工房の近藤でございます。
いつもメールマガジンに目を通してくださり、誠にありがとうございます。
今夜のお便りを差し上げます。

お客様、唐突で恐れ入りますが、近頃、筋肉痛になられませんでしたか?
重い荷物を運ぶ、連続して筋肉に負担が掛かる動作を行う、スポーツに熱中する、長距離運転をするなどで、
筋肉痛が発生することがあろうかと存じます。
運動を終えた数時間後から、翌日、翌々日というようにある程度時間を置いてからおこる「遅発性筋痛」が、
筋肉痛と呼ばれており、普段使わない箇所の筋肉を使いすぎた場合などには顕著に現れます。
改善には血行を促進するために温め、ストレッチなどの軽い運動を行い、ビタミンB1を摂取することが、
有効とされており、塗り薬や貼り薬なども痛みを和らげるために良く使用されております。
さて本日は、腕時計の連続使用について、お話を致します。

1ヶ月に少なくとも2回〜3回は、【腕時計は使用し続ける方が良いのか、停止させておく方が良いのか】、
というようなご質問をいただきます。
「劣化や、摩耗」という論点になりますと、停止させっぱなしの方が、当然お時計の傷みは少ないのですが、
「コンディションを保つ」というお話ですと、ある程度の頻度でご使用いただいた方が良いという回答です。
腕時計には申し上げるまでもなく、歯車の潤滑を行う機械油が使用されておりまして、停止状態が続きますと、
偏りましたり、変質したり、付着してはいけない部分に流れ込むことにより、遅れ、進みの原因となります。
そのため、3週間以内に1度ご使用いただく、もしくはゼンマイを巻き上げて動作だけさせるなどの対応を、
お願い申し上げます。

腕につけて使用なさらなくても、動作させるだけで問題ございませんが、お時計の向きも重要で、
可能であれば、文字盤が天井を向くように保管をいただきますと、なおよろしいかと存じます。
特別な日にご使用なさるお時計や、普段使い、休日限定、レジャー専用など、用途はさまざまかと存じます。
複数本お楽しみの場合は、どうしてもご使用頻度が少なくなり、停止状態が続くことも考えられます。
最近動作させていないことに心当たりがお有りでしたら、一度様子をご覧いただきたくお願い申し上げます。
電池式(クォーツ)のお時計は、電池残量の限り動作すると存じますので、特別行うことはございません。
しかし、電池切れを起こしますと、液漏れの可能性が高まりますので、すぐに交換をご検討ください。
腕時計の不具合の多くは、遅れ、進みから始まり、最終的には動作が停止する流れが一般的でございます。
不調の場合は、早期に対応した方が、修理費用もなるべく抑えることができます。
今後、遅れや進みなどの精度不良が発生した場合は、可能な限り早期のメンテナンスをご検討ください。
以上でございます。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

冒頭の筋肉痛とは異なりますが、季節柄、気温が低いと肩などに力が入り、肩こりなどを引き起こします。
そのままにしますと頭痛や、目の疲れなどに繋がる場合もございますので、必要に応じてご対応ください。

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お客様、12月も中旬に差し掛かり、厳しい寒さとなってまいりました。
お出かけの際は、暖かくしていただき、お風邪を引かれませんようご自愛のほどお願い致します。

時計修理工房 近藤

この記事を書いた人