第262号:腕時計の色。

件名 :第262号 :腕時計の色。
時計修理工房の近藤でございます。
いつもメールマガジンに目を通してくださり、誠にありがとうございます。 
今夜のお便りを差し上げます。

お客様、近ごろ、珍しい色の商品に出会われませんでしたか。

先日、洋食器に詳しい方と知り合いまして、赤色や、紫色の作品は希少という話題になりました。
そういえば腕時計に関しても、レッドや、パープルなどの色はあまり見かけないと思いました。

お客様の好みのお召し物や、ご趣味、嗜好品などでも特別な色のラインナップがあるのではないでしょうか。
また、そのお品は何色でございますか。

さて本日は、腕時計の色についてお話しをいたします。

腕時計ケースやブレスレット(ベルト)は、素材そのものの色であるシルバーやゴールドが一般的であり、
稀にブラックなど特別なコーティング(PVD)で色を変更されているラインナップもございます。
ブルーや、イエロー、パープルなどは、よほど特別なモデルでない限り見かけることは無いかと存じます。

文字盤に関しては、ホワイト、ブラック、シルバー、アイボリーなどが一般的で、ターコイズ、パープル、
レッド、イエローなどはブランドの限定色などに設定され、数が少ない傾向にございます。

ベルトに関しては、ケースや文字盤と比べますとカラーラインナップが豊富ではございますが、オレンジ、
パープル、ベージュ、ライトグリーンなどを採用されているモデルは少ないのが現状でございます。

一般的な腕時計は毎日使用することを前提に考えられていることから、お洋服などに合わせやすい配色で、
構成されていると思われ、趣味性の高いお時計ほど特殊なカラーが用意されております。

また、我々日本人は、比較的シンプルな色を好む傾向にあると聞きます。
腕時計に関してもモノトーンの配色や、レッドやブルーなどの差し色を1つ加えたモデルが、
人気のようでございます。

ちなみにイギリスでは、ケンブリッジブルーや、ロイヤルブルーなど、青色に特別な意味を持たせることが多く、
ブルーリボン賞など、最高位をあらわすのにも用いられることもあり、この色がよく選ばれます。

また、ラテンアメリカなどの国々では赤道直下の暑さに負けない原色系が好まれる傾向にございます。
そのため、腕時計に関しても濃い色使いのモデルが多いようです。

ケースのお色を変更することは困難でございますが、文字盤はリダン仕上げ(再印刷)により変更、
ベルトは交換により変えることが可能でございますので、ご希望の際は是非ご相談ください。

以上でございます。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。

ベルトは、サイズにもよりますが、牛革の場合【ホワイト、ベージュ、ピンク、レッド、バーガンディ、
ブルー、グリーン、グレー、ハニー、ゴールデンブラウン、ブラウン、ブラック】より、

ワニ革の場合は、【ホワイト、ベージュ、イエロー、オレンジ、ピンク、ローズ、レッド、バーガンディ、
バイオレット、パステルブルー、ロイヤルブルー、ブルー、ターコイズ、グリーン、ダークグリーン、
グレー、ハニー、ダークブラウン、ゴールデンブラウン、ブラウン、ブラック】をご提案可能でございます。

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秋の訪れを感じられるような気温へ移り変わるこの頃は、昼夜の寒暖差が大きく、肌寒く感じる日もございます。
もし寒さに備えて、ひとつ羽織れるものを選ばれますなら、
どのようなお色目にも合わせられる黒色や灰色、白色も良いかと存じます。
ここに薄いストールなど用いて、彩りを添える方法もあって、時計の飾り、ベルトにも通じる次第です。

時計修理工房 近藤

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