お客様、唐突で恐れ入りますが、近頃、行き止まりの細い道を見かけませんでしたか。
ここ日本は、細い生活道路などがたくさんあり、時折りそれ以上進めない行き止まりもございます。
急いでいる時、普段通らない道を選択し、逆に時間がかかるなどの経験が1度はあろうかと存じます。
行き止まりの共通点は、住宅街や、商店街、直角な曲がり角や、工事現場などがございます。
もしも、直面なさった場合は、周囲をしっかりと確認をした上で、引き返していただければと存じます。
行き止まりを避けるためには、標識や看板を確認したり、道幅の広い道路を選ぶようにすること、
または、知っている、通り慣れた道で行動していただくと良いでしょう。
車のバックモニターの取り付け角度が見え難く、不便を感じている、時計修理工房の近藤でございます。
いつもメールマガジンをお受け取りくださり、誠にありがとうございます。
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■本日は、腕時計の巻き止まりについてお話しをいたします。
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自動巻きのお時計は、本体を振りますと、ローターと呼ぶ部品がクルクルと回転をして、
その動力でゼンマイを巻き上げ、動作しますが、稀にこの方法でしか巻き上げができないと、
思い込まれている方もいらっしゃいます。
自動巻きのお時計のほとんどは、時刻操作を行うリューズを回すことで、手巻きすることが可能で、
本体を振るよりも効率よく、ゼンマイを巻いて、動力を蓄えることが可能でございます。
※リューズを引き出さない0段階で、時計周りに回していただきますと、巻き上げが可能かと存じます。
※手巻きの機能がないお時計もございますので、詳しくは説明書などをご覧いただくか、
お問い合わせくださいませ。
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手巻きのお時計の場合は、最大まで巻き上げますと、それ以上回せなくなるポイントがございます。
これを、「巻き止まり」と呼んでいます。
しかし自動巻きのお時計は、ゼンマイを最大まで巻き上げても、それ以降はスリップする構造のため、
巻き止まりはございません。
そのため、「どのくらい巻けば良いのかわからないと」月に1、2件ほどはご相談いただきます。
誠にありがとうございます。
例えば24時間分の持続時間(パワーリザーブ)を巻き上げるのであれば、25回前後、
48時間分のであれば、50回ほど巻き上げていただきますと、ゼンマイはほぼ最大まで巻き上がります。
稀に7日間や、10日間と非常に長い持続時間を持った機械が、搭載されているモデルもございます。
こちらは比例して、多く巻き上げていただきたく存じます。
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ゼンマイの巻き上げは、ゆっくり、丁寧を心がけていただきたくお願い申し上げます。
腕時計は実に100を超える部品で構成されており、小さな歯車もございますので、高速で巻き上げたり、
操作をしますと、部品に負荷がかかります。
そのため、1巻きづつ確実に回していただきますと、部品の摩耗、歯欠けなどの破損リスクは最小限に、
抑えられるかと存じます。
今後、巻き上げに関する不調が発生した場合でも、時計修理工房にご相談ください。
以上でございます。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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【近藤からの注意喚起】
ワインディングマシンと呼ぶ、お時計を回転させることで、ゼンマイを巻き上げる機械がございます。
お時計を腕に装着していなくても動作を持続させることが可能で、利便性の高い商品でございます。
しかし、自動巻き機構を多用して、ゼンマイを巻き上げることとなりますので、部品の摩耗が早く、
オーバーホールが必要となる時期も早まる場合がございますので、使用頻度の調整が必要です。
近頃「ワインディングマシンに入れているけど停止する」などのトラブルのご相談が多いため、
話題にさせていただきました。
自動巻きのお時計でも、【ある程度は手巻きをしていただく】ことをお勧めいたします。
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お客様、時には行き止まりで休憩していただいても良いのではないでしょうか。
立ち止まっても新たなスタートができますし、別の道を探すこともできると考えます。
お時計と同じように、ご無理をなさらず少しづつ進んでいただきたく存じます。
時計修理工房 近藤