お客様、過去にお買い求めいただいたお品に、たまたま不具合があったご経験はございませんか。
これまで、たくさんのお品を手にされているかと存じますので、1度はご経験がお有りかと存じます。
実際には不具合でなくても、想像と異なっていたり、動作をいたしますと、疑いを持たれるかと考えます。
または、期待なさっていたよりも、使い勝手が良かったり、優秀であることもございます。
最近ではサポートが充実しているお品も多いため、異変を感じられた場合は、そのままにすることなく、
販売店のコールセンターなどに、お問い合わせいただければと存じます。
ご挨拶が遅れました、修理工房の近藤でございます。
いつも弊社のメールマガジンをお受け取りくださり、誠にありがとうございます。
さて本日は、腕時計のカレンダー機構の個体差についてお話しをさせていただきます。
カレンダーは、自然に切り替わろうとしている時に、手動で送りますと歯車などが破損することがあり、
動作に不良が発生しますので、ご注意いただく必要がございます。
夜の9時頃から、深夜3時頃までが、操作禁止時刻とされており、この間の時間を示している場合は
しばらく待っていただくか、針を操作して禁止時刻外にズラしていただき、操作すると良いかと存じます。
カレンダーは丁度12時に切り替わるお時計もあれば、それ以前に動き出したり、翌朝にかけてゆっくりと、
変更されつモデルもございますので一概には申せませんが、全く同じ時計でもタイミングに誤差がございます。
技術者に確認したところ、温度や湿度などの環境にも左右されることもあるようでございます。
ロレックスに、デイトジャストと呼ばれる、12時ピッタリに日付が替わる代表的なモデルがございます。
こちらの時刻を11時58分頃にセットして、本体を振ると、12時前でもカレンダーが切り替わりました。
※逆に12時丁度に切り替わらない場合は、少し振っていただくと切り替わるかと存じます。
機械油の変質や、劣化でカレンダーの動きが低下することで、これらの症状が発生することもございますが、
個体差も関係しているようでございます。
オーバーホール時には、切り替わるタイミングを調整できる場合もございますので、不良にお感じの場合は、
是非一度、確認をさせていただきたく存じます。
遅れ方向、進み方向の誤差や、ゼンマイの持続時間などにも個体差がございますので、カレンダーに限らず、
お時計のことはなんでもご相談ください。
以上でございます。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
これから、新品、中古問わず、新たなお時計をご購入なさる機会がございましたら、店頭で針を操作して、
実際に切り替わる様子をご覧いただいても良いかと存じます。
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お客様、ただの風邪が、おおきな病気ということもございますから、用心してください。
時計修理工房 近藤